プログラミングには不向きな人がいる

これは私の持論でもあるんですが、 「プログラムをいくら体系だって教えても、理解するのに人の10倍以上の時間がかかる人がいる。そして、その人はプログラマーには向いていない。」 それでもって、さらに、上記のような人は全体の50%を超える割合でいると思ってます。 この持論は新社会人として、会社からシステム関係の教育を受け始め、3ヶ月ほどで確信しました。 「頭のいい、悪い」「成績のいい、悪い」に関係なく、できない人はできない。理由はわかりません。ただ、ひとつ言えるのは体系的に学ぶことで、「できたように見える」場合もあります。 でもって、「できたように見える」場合は結構、難儀です。 プログラムの文法はマスターしてるものの、ロジカルな思考ができてない場合があります。この場合はループ処理が苦手な人が多い感覚です。5回同じ処理なら、4回コピペして、書き換えたプログラムが出来上がります。 注意して、説明してもケースが少し変わるだけで同じことを繰り返します。 加えて、ロジックを組み立てることが苦手ですから、少し変わった処理になると何日も考えるだけで終わる日が出てきます。生産性、ガタ落ちです。 私は向いてない人にプログラムを指導するのをヤメてます。最初の数日間は頑張って色々と指導しますが、向いてない人にプログラムを頑張って覚えてもらって辛い思いをさせるよりも、向いている仕事の方を伸ばして頑張ってもらう方が経営的にも数倍価値が高まると思ってます。 でもって、できるプログラマーの中にはこの「向いてない人」が理解できない場合があって、そこをまた、どう指導するかも悩みになったりします。