QNAPとクラウドデータとの同期設定
DropboxとQNAPを同期設定で利用するとかなり便利
TS-262にNVMeのSSDを付けて導入
これを使うと、Dropboxの活用方法が以前と変わった!!
SSDには「キャッシュ加速」という機能を割り当ててみた
導入前と導入後で読込速度が全然違う!
導入前が読込速度が大体11MB/sくらい。
このランダムアクセスの速度に関しては、パソコンに付けたハードディスクよりも高い性能値を出してる。
パソコンに付けたハードディスクは1.94と1.08という値だった。
ちなみにシーケンシャルアクセスの時は157くらいなので、パソコンに付けたハードディスクの方が倍くらいは速い。
Dropboxのデータは現在、このハードディスク上に保管している。
ディスク容量を節約のために「オンラインのみ」にしている場合、そうさをする際に微妙に時間がかかることもストレスを感じるときがある。
QNAPの同期設定を活用
Hybrid Backup Sync
QNAPサーバーが導入できるアプリケーションに
HBS3 Hybrid Backup Sync
というアプリケーションがある。以下、これをHBSと呼ぶことにする。
元々はQNAPサーバーのバックアップとして以前からよく利用していた。
Dropboxのバックアップ
元々は、今回導入したQNAPのTS-262はDropboxのバックアップを取っておこうと考えて導入した。
クラウドは安全とは言われるけど、突然のサービス中止などの危険や大規模障害によるデータ紛失の危険は存在するわけで、100%信頼して良いものでもない。
そのためのバックアップは必要なわけで、特にDropboxの場合、「オンラインのみ」という設定にしているとパソコン上にはデータは無い。
なので、放置していたバックアップ環境を構築したのが今回の導入理由。
双方向同期
HBSには「双方向同期」という機能がある。
これを活用することで、QNAP上のデータとDropbox上のデータの同期が可能になる。
Dropboxのライセンス数の節約になる
弊社はDropboxの代理店なので、たくさんのライセンス契約をしていただける事が会社のメリットではあるんですが、このQNAPの双方向同期機能を活用することでDropboxのライセンス数の節約に繋がることに気がついてしまった。
双方向同期の活用でデータをDropbox内のデータを維持しつつ、サーバーの情報にアクセスすることでライセンス数の節約が図れる形になる。
もちろん、Dropboxが供える「共有関連の機能」は使えなくなるものの、それらを活用したいユーザーにはライセンスを付与すれば良いかと。
他のクラウド環境でも応用可能
これと同じ事はGoogleWorkspaceの「共有ドライブ」の活用においても応用が可能。
HBSが扱えるクラウド類として、日本でよく利用されているBOXやOneDriveでも応用が可能なので、ライセンス数の節約には大きく貢献できる。
コメント
コメントを投稿